2025/12/08 02:13

12月に入ってすっかり寒くなってきましたね。
私たちが住んでいる横浜も冬らしい日が続いています。
12月といえば、シュトーレンを少しづつ頂くのが毎日の愉しみで、クリスマスに向かって気持ちもわくわくします。
そんな忙しいけどきらきらした日々に飲みたくなるような、クリスマスブレンドをつくりました!
冬にぴったりなほっとする中深煎り
みなさんは冬にどんなコーヒーを飲みたくなりますか?
月夜と珈琲のオリジナルブレンドは1年通していつでも美味しいコーヒーですが、冬、特にクリスマスを迎えるこの季節だったらしっとりと落ち着いて、でもちょっとわくわくするようなコーヒーが飲みたいな、と思ってブレンドしました。
月夜ブレンドより少し深く焙煎した、重厚感のある味わい。
だけど、月夜と珈琲らしい甘さを感じる一杯。
それがX’masブレンドです。
ちょっとだけ種明かし
このX’masブレンド。実はけっこう贅沢なんです。
使っているコーヒーの原産国は表示されているのでわかるのですが、月夜と珈琲オリジナルブレンドと同じ品種は使ってなくて、ベースのブレンドをアレンジしたというより、完全なオリジナル。
コーヒーらしい苦味と深み担当の豆、冬の暖かい部屋を感じる甘さ担当の豆、そしてクリスマスの華やかさ担当の豆、これらをバランスよくブレンドしています。
豆も違えば精製プロセスも違う、個性豊かなキャラクターが集まってひとつにまとまったアンサンブルのようなブレンドです。
おすすめの淹れ方
お湯の温度:83〜86°
深煎りのブレンドですので、お湯の温度は少し低めがおすすめです。
粉の挽き目:中挽き
淹れ方:
- 蒸らしは30秒で、豆の1.5〜2倍の湯量を目安にお湯をぽたぽたと少しずつ落とす
- その後、豆の15〜16倍のお湯を2〜3回に分けてドリップし、2分以内に注ぐ
- お湯が落ちきったら完成
基本は、前回の記事で紹介した、グアテマラのサンヘラルド農園と同じでOKです。
アクセントに明るい果実味が特徴な豆をブレンドしているので、お湯の温度や抽出時間を調整することで違った味わいを愉しむこともできますよ。
たとえばこんな時に
コーヒーを飲む時はほんとにいろいろありますよね。
朝の仕事前にしゃきっと、ランチの締めに、休憩時間の落ち着きや切り替えに。
X’masブレンドは、甘さを感じるほっとする暖かさが特徴ですので、音楽を聴いたり、読書をしたり、リラックスする時がおすすめ。
この季節はシュトーレンを少しずついただく楽しみもあるので、そんなゆったりした時間のおともにぴったりです。
でも、先日の天気のいい週末に水筒にいれて公園に持って行って、日向ぼっこしながらいただいてみたのですが、とーっても良かったですよ!
珈琲って、自由ですね。

